ぽかぽかゆずおふろ
文・すとうあさえ
絵・あおきひろえ
冬至にゆずを入れるというのは
自分が子供の頃にはゆず湯に入ったり
その日だけ銭湯に行ってゆず湯を楽しんだりした記憶があります。
大人になってから子供が生まれるまでは
ゆず湯に入る習慣は一切無くなりました
ただ子供が生まれてから又ゆず湯に入るという
習慣が復活してきています
そう考えると、ゆず湯はというのは
子供のものなのでしょうか?
ゆずの良い香りはどちらかというと
大人のものという感じがしますがどうなんでしょうね?
絵本はというと
家の木にゆずがたくさんなったので
あっくんはカゴに一杯ゆずを入れて
ゆず屋さんごっこを始めて森の中へ行くと
動物たちとゆずを持って温泉へ
残りのゆずも全部温泉に入れて
あっくんも温泉にざぶん!
動物たちはゆずのお礼に野菜をたくさんくれました
それをみんなであっくんの家に持って帰ると
今度はおばあちゃんがその野菜で野菜汁を
作ってくれたのでみんなで美味しくいただきました。
なんだか読んでるだけで体がぽかぽかしてくるような
温泉&野菜汁、寒い冬にはもってこいですね。