ひとりぼっちのモンスター
作 アンナ・ケンプ
絵 サラ・オギルヴィー
訳 たなかあきこ
エコーロックにひとりぼっちで住んでいる
モンスターのデイブじいちゃん
若い頃は迷惑な奴だった
町の人達はそんなデイブを
誰も行かないモンスターロックに追いやった
それから60年、デイブはエコーロックの寂しい
洞穴に住んでいる、相棒はギターだけ。
歳をとって改心したデイブは
今度は若い頃とは逆に町の人間がちょっかいを
出して来ても暴力が嫌いなので相手にしません
そこに一人の少年が来ます
ここからデイブの人生は大きく動き出します
少年とはその後どうなるのか?
そしてラストはどうなるのでしょうか?
モンスターと少年のよくあるパターンといえばそうですが
話のテンポもよく、カラフルで見やすくて
楽しいイラストも手伝ってとても面白い作品でした。
ちょっと難しい表現や解釈もありますが
そういうの抜きでも楽しめますので
3歳〜におすすめです。