きっとどこかに
作 リチャード・ジョーンズ
訳 福本友美子
ひとりぼっちの可哀想な子犬には
帰る場所がありません。
自分の物と言えるのは
首に巻いた赤いスカーフだけ。
希望を無くさずに前に進み続けていれば
きっと誰かが見ていてくれる。
まだ見ぬ未来を信じて進む
切なく、温かいストーリー
何もやらなければ何も起きない
犬も人間も同じですね。
温かみを感じるイラストに
暗めの色彩は子犬の悲しみを表しているのでしょうか?
前半は悲しい場面が多いのですが
ラストはハッピーエンドになるのでご安心を。
3歳〜おすすめです。